健診費

「妊娠、出産は病気ではない」という考えをもとに健康保険が使えません。
ですから健診費は自己負担となります。もちろんトラブルがおこった際は保険が適応できます。

一回の健診費は人によって3000円だったり6000円だったりと健診費が異なってきますが、それは健診費の料金は個々の病院が決めて良いからです。
また健診時に行われる検査も、その病院のさまざまですので、どの位お金がかかるか予想がつきません。

このコーナーはあくまで参考にして下さい。
健診費や検査代金等は個々の病院に問い合わせしてから行くと良いかもしれません

妊娠初期(０～１５週)
健診回数は月１回か２回 初診時には初診料がかかります
尿検査　体重測定　血圧　血液検査　超音波検査等

妊娠中期(１６～２７週)健診回数は月１回　２４週以降は２週間に１回
尿検査　体重測定　血圧　胎児の心音　浮腫の検査等

妊娠後期(２８～３９週)健診回数は月２回　３６週以降は１週間に１回
尿検査　体重測定　血圧　胎児の心音　浮腫の検査　内診　貧血検査等

健診で行われる主な検査内容
　ＨＣＶ検査
Ｃ型肝炎の検査です。分娩時に母子感染する可能性があります。

ＨＩＶ抗体検査エイズに感染しているか調べる検査です。感染している場合は胎盤、産道、授乳を通して感染する確率があります。

　貧血検査
貧血がひどいと妊娠中、出産、産後に影響が出る場合があります。

　梅毒血清反応検査
ママが感染していると胎盤を通して子供に感染し流産、早産、先天性梅毒を引き起こす可能性があります。

　血液型検査
緊急時の輸血に備えＡＢＯ式、ＲＨ式の血液型を調べます。

　風疹抗体価検査
妊娠初期に風疹に感染すると流産したり先天性の異常が発生する可能性がありますので、抗体価を調べます。

　クラミジア検査
感染していると早産や早期破水の原因となります。また子供に産道感染すると結膜炎や肺炎になる可能性があります。

　トキソプラズマ検査
猫のフンや生肉等の原虫からトキソプラズマに感染しているかを調べます。

　GBS検査腟内にB群溶血性連鎖球菌がいないか調べます。出産時に感染する可能性があります。子供に髄膜炎等を引き起こす可能性があります。

　胎盤機能検査
妊娠後半期に尿検査でできる検査。胎盤機能や胎児の状態を調べます。

　ノンストレステスト
分娩監視装置をつけて、発育状態、健康状態、羊水の量等を調べます。。検査時期は妊娠10カ月目に入ってからです


　健診費
定期的に行う健診の費用です。

入院費・分娩費
出産費用や産後の入院費用です。

行事費・その他
医療費以外の費用です。