働くママにはさらに・・・

出産前に一定の条件を満たして働いていたママへのお金です。


　出産手当金

対象者　　健康保険被保険者本人
申請先　　勤務先か健保組合　社会保険事務所

働いているママには、産休中でも給料の６割が 本人が健康保険に一年以上加入していた場合に貰える手当て金です。

働くママが産休中に貰えない給料を補う意味で健康保険から支給されます。
ですから産休中に６割以上の給料が支払われる会社では貰えません。

支給される金額は、給料にあたる６割で産前42日と産後56日間で98日分支給されます。
出産予定日が遅れた場合や早まった場合等は支給日数額が変わります。

ただし、退職してしまったママでも退職してから6ヶ月以内に出産した場合は支給の対象となります。

6ヶ月を一日でも過ぎて出産してしまうと受け取る資格が無くなってしまうので退職日を選択できるのなら出産予定日が遅れた時の事も考慮して考えた方が良いようです。

残念ながら国民健康保険のママには支給されません

※貰える期限は出産から２年以内の間になります

　育児休業基本給付金・育児休業者職場復帰給付金
対象者　　雇用保険の被保険者本人
申請先　　勤務先
　　　　　　　会社を管轄するハローワーク

出産後、育児休業中でも一年間お金がもらえる 産休が終わっても1歳未満の子供を育てる為に休みを取れる制度が育児休業です。

パパでもママでも会社員であれば取れる制度ですが、その間は無給です。その為に経済的支援の意味でお金が支給されます。

もらえる人は育児休業前から2年間、雇用保険を払っていて尚且つ2年間に1ヶ月11日以上働いた月が12ヶ月以上あれば支給されます。

貰える金額は給料の3割分（上限額14万4630円）で最長10ヶ月分が受け取れます。

ただし、産休を取らず直ぐ職場復帰をしたり雇用保険を払っていない場合は対象外となります。 また、退職したママも対象外です。

また育児休業復帰後、6ヶ月経つと育児休業者職場復帰給付金が支給されます。

貰える金額は育児休業の日数分で給料の一割です。

　失業給付金

対象者　　雇用保険被保険者本人
申請先　　居住地を管轄するハローワーク

妊婦の場合、受給資格期間を最大３年間延長できる 雇用保険に入っていて、なんらかの理由により退職し働く意思はあっても就職できない場合、再就職するまで一定期間お金を支給する制度です。

通常、退職した翌日より１年間以内に受け取らないと、お金が支給されませんが、妊娠中は本人に就職の意思はあっても採用する会社はほとんどありません。 そこで「働く意思があっても能力がない」と見なされ、受給期間を最大３年間延長できます。

ただし受給期間の延長手続きは、退職した翌日の30日経過後から１ヵ月間のみになります。

支給される金額は退職前６か月間の月収の合計を180で割った金額の約60～80％を基本手当日額とし、これに受給日数をかけた金額です。

受給日数は勤務した期間や年齢によっても変わってきますので、自分がどの位もらえるのか確認した方が良いです。

　一般的にもらえるもの

　働くママにはさらに・・・