妊娠の過ごし方

妊娠の過ごし方
お腹の中の赤ちゃんは急速に成長します。
ママにしか胎児を守ってあげられません。
よりよい出産を迎える為にも普段の生活を見直しましょう。

たばこ
喫煙するママは吸わないママに比べて流産早産を起こしやすく、低出生体重児の出生の確立が高くなる事が分かっています。
妊婦に及ぼす主な成分は一酸化炭素とニコチンです。
また本人が吸わなくても、受動喫煙の場合でも影響があり、有害物質は主流煙よりも副流煙に多く含まれています。

アルコール
アルコール分は胎盤を通し赤ちゃんの発育と発達に影響が出ることが知られています。
ママが毎日大量にアルコールを呑むと、赤ちゃんの中枢神経にも影響する可能性があります。

カフェイン
一日、２～３杯程度であれば、カフェインが赤ちゃんに影響を及ぼす可能性は低いようです。
　　　　　　ただ、毎日大量にコーヒー・紅茶・緑茶等を飲み続けると、赤ちゃんの体に負担をかけるので飲みすぎには気をつけた方が良いでしょう。

くすり
ほとんどの場合は心配いりません。
ただ妊娠４～８週の赤ちゃんの大事な器官が作られる時期に、特殊な薬を長期間にわたって服用した場合は心配です。
　　　　　　４週未満ならほとんど問題ありませんが、その後も気づかず服用してしまった場合等は、主治医に相談しましょう。

車（乗り物）
妊娠中でも車の運転をする事は問題ありません。
また振動が激しい車も赤ちゃんに影響する事はまずありません。
ただ妊娠中は疲れやすく注意力も散漫になりがちなので、いつも以上に慎重に運転し長距離等はさけましょう

旅行
旅行をするのであれば妊娠中期の安定した時期にするのが良いでしょう。
また体調がすぐれない時は無理をしないことが大切です。
あらかじめ旅行先の医療機関を調べ、ゆとりを持った計画で旅行するのが良いでしょう。

性生活
妊娠中のセックスは問題ありません。
ただ妊娠初期や妊娠後期、またお腹が張る時は控え、お腹を圧迫しないようにしましょう。
また清潔にするよう気をつけ早産予防の為コンドームは使いましょう。
細菌が入ると流産や早産の原因となります。

食べ物
妊娠すると自分の栄養はもちろん、赤ちゃんの栄養も必要になってきます。
出来るだけバランスのいい食事を取ることが原則ですが、出来る範囲内で十分です。
またつわり中は食欲が落ちる人がいますが、無理せず食べれるものを食べましょう。
また塩分の取りすぎは妊娠中毒症を引き起こします。
太りすぎにも気をつけ、食事の量は加減しましょう。

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